13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/27(金) 22:21:07.28 ID:z/IdN2wF0
貴音「どうしてとは、なかなか悲しいことを言いますね。理由は決まってます、そうでしょう?」
芝居をしているかのようにオーバーな物言いだ。
貴音「帰ってくる同胞を迎えに来てどこかおかしなことはあるでしょうか? ねえ、如月千早」
千早「いや、そういう意味じゃないと思うけど……。みなさん、お久しぶりです」
なぜか貴音とセットの千早。もう何が何だか分からない。
伊織「あんた一体今まで何してたのよ!? ってなんで千早と一緒なの!?」
千早「同じ便に乗ってたの。流石に驚いたわ」
伊織「は? アメリカにいたの!?」
貴音「そうですね……。便りの1つも送らなかったのは詫びましょう。それよりも、」
混乱する俺たちを尻目に、貴音は続ける。
貴音「私のことよりも、今は402便に注目すべきかと。10年という時空を飛び越えてきたのです。しかし、機内の乗客は10年前となんら変わりない姿でいることでしょう」
P「じゃ、じゃあ! 皆生きているのか!?」
貴音「ええ、心配はございません。ただ……」
貴音が何かを言いかけた時、402便の入り口が開き出す。俺たちは最後まで聞かず、慌てて402便へと駆け寄った。
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