16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/27(金) 22:27:26.42 ID:z/IdN2wF0
貴音「あなた方は、10年の時を経て羽田へと帰ってきました。これはまさしく奇跡としか言いようがありません」
やよい「どういう意味ですか?」
意味が分からないと言った顔をするやよい。そりゃそうだろう、俺だって急にこんなことを言われたら理解が追いつかない。
貴音「受け入れがたい事実ですが、今は2012年8月19日ではありません。10年後の」
律子「8月19日って言いたいわけ? 浦島太郎にでもなった気分よ……」
頭を抱えて言う律子。異常事態に置かれても、冷静でいられる彼女が少し羨ましい。
貴音「理解が早くて助かります」
律子「そりゃ信じるわよ。飛行機から出たらみんな成長してるし。それに、あれ涼と桜井さんでしょ? 背も高くなって」
涼「律子姉ちゃん! その、お帰り」
律子「ただいま。こっちからしたら5時間ぐらいしか経ってないのに、こっちは10年も経っている。涼の方が年上じゃない」
涼「で、でも律子姉ちゃんは律子姉ちゃんだし……」
律子「変な感じね……。いつの間に1040航空はタイムマシンなんか造ったのかしら? テストするならするで一言欲しかったわよ」
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