31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/27(金) 23:15:57.78 ID:z/IdN2wF0
亜美「意味分かんないよ……」
亜美と真美はいつも一緒だった。兄ちゃんに悪戯する時も、レッスンする時も、一緒に泣いたり、一緒に笑ったり。それが当たり前だった。
でも亜美が竜宮小町に入って、真美がソロで活動しだして、少しずつ別々の道を歩きだした時、事故っちゃって。外に出ると真美がメッチャ大きくなって、亜美はまだ小さなまま。
思えば、中学に入った頃からそーだっけ。レッスンの後兄ちゃんに抱きつくのを嫌がったり、兄ちゃんの飲み差しを飲みたがらなくなって、変にお洒落を気にしだして。
真美『真美は子供じゃないかんね!!』
おんなじ歳なのに何をいってるんだろ? って思ったけど、真美はホントに大人になっちゃった。亜美は子供のまま。永遠の13歳。
亜美はまだ子供料金で誤魔化せるけど、真美はもう大人じゃん。お酒も飲んで、タバコも吸って、Hなビデオも見たり、もしかしたら彼氏だっているかもしれない。
真美「いるわけないっしょ? てかそんなの作る暇ないし……」
亜美「ほほう、言いますなぁ〜」
真美「はぁ……、私も13歳の頃はこんなんだったのかな。なんかいろんな人に謝りたくなってきた……」
亜美「真美……、ノリ悪いよ?」
真美「ノリで生きていけるほど甘くないの。真美はもう、大人なんだから……」
アイドルを引退し、医者としての道を選んだ真美と、アイドルのままの亜美。ホンの少ししか違わないと思ったけど、それは嘘っぱち。全然違う。
亜美「どーしてこうなったんだYO!」
真美は不憫とか言ってゴメンなさい。亜美の方が不憫でした。
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