36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/27(金) 23:50:22.31 ID:z/IdN2wF0
風呂から出ると、春香が俺のベッドでかわいらしい寝息を立てて寝ていた。
P「お疲れだろうしな。今日はゆっくり休んでてくれ」
同じベッドで寝るのもなんか気が引けて、ソファの上に横になる。恋人同士ではあったが、実は恋人らしいことをほとんどしていない。相手はトップアイドルだからうかつな行動がとれないのもあるが、相手は16歳の女の子だ。結婚が出来る年齢とはいえ、それでも世間から見ると子供だ。対して俺は30過ぎのおっさん。10年間の間に、年齢は2倍になってしまった。
P「ってこれ親御さんは知っているのか?」
今更ながら恐ろしいことを思い出してしまう。春香はホテルから逃げてきた、両親に何も言わず……。
P「俺まだ挨拶してないんだよな……」
プロデューサーとして挨拶に伺ったことはある。その時は娘をよろしくお願いしますと言われた。萩原家に比べて平和的に終わったが、大切に育ててきた娘をどこの馬の骨かわからないようなやつ、それもプロデューサーという預かる身分の人間が手を出したのだ。キスもまだだが、親からしたら関係ないだろう。
P「どうか平和的に済みますように……」
意を決して春香パパに電話する。恋人同士ということは伏せて、一時的に預かっていると説明しなければ。
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