59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/28(土) 09:26:23.62 ID:M2Ycxese0
投下します。
P「見た目が変わっても、やっぱり美希は美希だな」
思った通りだ。池を泳ぐ鴨を見ながら、静かにたたずむ美希を見て、少しホッとする。
P「御嬢さん、暇なら俺と、お茶しない?」
字余り。川柳のようなリズムで声をかける。
美希「え? なんだ、プロデューサーか……」
P「なんだとはご挨拶だな。そこの人よりかはましだけどさ」
美希「そういやそう呼んでたことも有ったっけ? かなり昔だけど」
素晴らしい才能を持ちながらも、初めて会った頃の星井美希はアイドル活動に本気になることが出来ずにいた。マイペースに現場を掻き乱し、その度に俺が頭を下げに走った記憶がある。今となっちゃいい思い出だ。
美希「10年ってさ、長いよね……。カモ先生も死んじゃって、今は二世が泳いでるんだ。変ったのは私だけじゃないの。みんなみんな、変っちゃった」
532Res/452.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。