7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/27(金) 22:06:34.74 ID:z/IdN2wF0
P「結局来ちゃったな……」
2日後、俺は羽田空港に来ていた。信じたわけじゃないが、もし本当に帰ってくるなら……。そんな淡い期待を込めて。
??「あれ? 兄……、プロデューサー?」
P「ん? その声は……、もしかして真美か!?」
真美「お久しぶりです、プロデューサー」
俺を呼ぶ声に振り向くと、そこにはあの頃のサイドポニーはそのまま、背も高くなった双海真美の姿がそこにあった。
P「なんか真美に敬語を使われるのは慣れないな……。むず痒いって言うかなんつうか」
真美「うーん、やっぱそう? こっちも23にもなって、兄ちゃんって呼ぶのは恥ずかしいかな……」
P「そうか? 俺は大歓迎だぞ?」
真美「私が嫌なの!! 子供みたいじゃん」
P「俺からしたら子供だっての」
真美「ちーがーう! 私はもう大人だっての!!」
子供らしさと、思春期特有の複雑な心を持った少女は、幼さをどことなく感じさせつつも、美しく成長していた。
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