過去ログ - 上条「それでも俺は・・・・・・。」
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23:>>1[sage]
2012/05/08(火) 22:57:31.58 ID:B3wJhSZB0

上条は『お姉さま』が誰かを理解すると同時にこの話を変えなければいけないと頭の中で危険信号を発令した。

上条「あああああのこれはですね!!!」

白夜「ふふ、そんなにあわてなくてもいいじゃないかい?」

  「むしろ、うらやましいと思うけどねい?」

上条「いやいやいやいや、こいつの本性を知らないからそんなことが言えるのでしてね!!!」

白夜「黒子から聞いてるよ。」

上条「!?」

白夜「『輪を作れるが、輪の中には入れない』。尊敬されるが故に孤独だと。」

上条「・・・・・・。」

上条は黙って聞いていた。

白夜と会ってまだ数分しか経っていないが、白夜の声は人に自分の話を聞かせる、そんな声だとすぐにわかった。

白夜「だから、彼女には自分をレベル5ではなく、たった一人の女の子としてみてくれる人が必要だった。」

  「黒子もそうだろうが、黒子だけでは助けられない場合も多い。」

  「そのことに黒子はいつも悩んでいた。」

  「夏休みの一時期は『お姉さまに元気がない』と何度も電話してきたほどだ。」


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