過去ログ - 上条「それでも俺は・・・・・・。」
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2012/05/09(水) 00:05:20.57 ID:ySMB8S4P0
美琴「ええええ、わわわ私がああああアンタと付き合ううううううう!!?」
上条「・・・・・・駄目、かな?」
上条のその声に本気だとわかった美琴であったが、同時にある思いが美琴の心を支配した。
美琴「あああああの、その、別に駄目とかじゃなくて・・・。」
上条「??御坂?」
美琴「・・・私なんかでいいの・・・?」
上条「!?・・・『私なんか』ってなんだよ?」クスッ
美琴「だって、私アンタに対していいイメージを持たすようなことしていないじゃない。」
「アンタに電撃飛ばすし、アンタの周りには綺麗な女の人がたくさんいるし、その人たちに比べたら魅力ないし・・・。」ポロポロ
「出会いがしらに蹴るし、馬鹿にするようなことしか言ってないし、ぜんぜん素直に言葉を口にできないし・・・。」ポロポロ
「アンタに釣り合う女の子なんて幾らでもいるんじゃないかって思うと・・・怖くて・・・。」ポロポロ、ヒグッ
「好きなのに・・・嫌われたら・・・怖くて・・・言い出せなくて。」ウエェェェェェン
美琴は自分の思いを少しずつ捨てていくかのように泣き始めた。
それは、今までが対等の存在がいなかったためにその存在に自分を否定されるのが怖いという思いが上条には十分感じられた。
上条「御坂・・・。大丈夫だよ。」ニッ
美琴「ふぇ?」ヒグッエグッ
上条「確かに俺は他人の気持ち、ましてや自分の思いに今まで気づかなかったほどの鈍感野郎かも知れない。」
「でも、『上条当麻』って男は一度決めたことは絶対にやり遂げる奴だ。」
「つまりだ、一度好きだと決めた女の子以外浮気とかもしないということです!!」グッ
美琴「ぐすっ、女の子にはフラグ建てまくるくせに。しかも、無意識に。」ジトー
上条「んぐ、そう言われると何故か反論できないでありますことよ。」ヨクツチミカドトカアオピニイワレテルモンナ・・・
美琴「クス・・・・・・。」
(その言葉に・・・甘えていいのかな?)ギュウ
美琴は顔を埋めるかのように上条に強く抱きついた。
上条「のわっ!!み、御坂さん!?」
美琴「・・・・・・します。」
上条「・・・へ?」
美琴「こんな私でよければお願いします、と、当麻。////」カアアアアアアア
上条「!!こ、こちらこそ、美琴。//////////」カアアアアアアアア
美琴「/////////」ギュウウウ
上条「/////////」ポリポリ
こうして微笑ましくカップル成立となったのだが、それを観戦している人が一人、
白夜(俺はいつまで蚊帳の外にいればいいんだろうか?)スパー
こう思いながらこの後、待つために5本のタバコを吸っていた。
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