過去ログ - 上条「それでも俺は・・・・・・。」
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6:>>1[sage]
2012/04/29(日) 01:07:20.55 ID:TtaBgWNQ0
一方、上条当麻は久しぶりに学園都市に帰ってきたと思ったらまた事件に巻き込まれた。なんとか解決はしたのだが。

上条「はあ、不幸だ・・・・。」

浜面「そう言うなよ。とりあえず連絡先くらいは知ってたほうがいいだろ?」

上条「別にそのことで言ってるわけではないの。」

一方通行「つべこべ言ってないでさっさと交換するぞ。」

感動の再開は程々にしといて、せっかくこうやって集まっているのでお互いの番号を登録しあった。

浜面「じゃあ、またってことでいいんだよな?」

一方通行「ここで死にたいのなら手伝うンだがなァ?」

浜面「ちょっ!?何チョーカーに手を置いてるんだ!?んなこと一度も言っていない!!」

一方「ちっ。」

浜面「本気で舌打ちするなよ!!」

俺はその会話をははっと笑いながらこれからのことを考えていた。

上条(やっと帰ってきたな。)

  (いろいろな人に迷惑かけたと思うから謝らなきゃな。)

  (学校のほうは補習がたんまり何だろうな・・・はは。)

  (まあ、そのときは御坂に習えばいいかな。)

  (そうだ、御坂には謝らないといけないことがあったな。)

  (ロシアのときの助けてくれようとしたのに俺が拒否したんだもんな。)

  (しかし、まさか御坂があそこまでくるとは思わなかったな。)

  (つか、どうやって御坂は俺がロシアにいるって知ったんだ?)

  (そういえば、ロシアの軍隊が何者かに壊滅されていたって帰国途中で聞いたな。)

  (まさか、あれは御坂がやったのか!?)ジャアアノコトモミサカガ・・・・・・

と色々、というか御坂のことしか考えてない事に気づかない上条はさっき以上の不幸が舞い降りようとしているとは夢にも思わなかった。


信じられなかった。『アイツ』が何故ここにいるの?いや、その前にどうやって学園都市に帰ってきたの?

疑問が山ほど押し寄せてきたが、一番強く出てきたことがあった。

『上条当麻は生きていた』

そのことを思うと何故か御坂美琴は笑っていた。こういう場面では泣くだろ、と思う人がいるだろうが笑っていた。

泣いてはいけないような気がしたのだ。何故かはわからないが。

笑うと同時に怒りがこみ上げてきた。

美琴(まったく、アンタは相変わらず私に対して興味はないのかしら?)

  (いや、心配する人の事を何も考えないで自分勝手に突っ込んでいくのがアンタだったわね・・・・・。)

因みに、上条は何故かその場でぐるぐる回っていながら考えていて、しかも気づこうと思えば簡単に気づく距離にいた。

そのこともあってか、御坂美琴は自分でも気づかないうちにポケットからコインを取り出していた。


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