過去ログ - 【Fate】汝、自らを以って最強を証明せよ【コンマで聖杯戦争】
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27:1 ◆otXcqJ9cB.[saga]
2012/04/29(日) 22:38:18.98 ID:9DYYx8rJo
>>952:1




だが、そこまで甘くは無かった。

それぞれの英霊が反応する。

セイバー、そしてアーチャーがそこには駆けつけていた。


セイバー「マスター……!」

アーチャー「チッ……!」


ランサーは気を失った貴女を抱え上げ、大きく跳ぶ。

そのまま、その速度を生かして逃走を開始する。

それをセイバーがランサーを追い立てる。

だが、アーチャーは追いかけず大きく跳躍した。


アーチャー「―――I am the bone of my sword. (体は剣で出来ている)」


アーチャーの手に歪な剣が生まれ、弓へと挿げられた。

風が吹き荒れ、外套がはためく。

だが、鋼色の瞳はその背中を離さない。

照準は、定まった。


アーチャー「―――赤原猟犬(フルンティング)!!」


それは定めた照準を違わず追い続ける猟犬。

セイバーを追い抜き、ランサーへと迫っていく。

そして、アーチャーには予感があった。

あの男は、彼女を殺さなかった。

つまり、『生きてなければならないのだ』

だからこそそれは、必然だった。


ランサー「――――!」


ランサーが貴女を空中で放り投げる。

その落着点には、セイバー。

これで巻き込むことはない。

ランサーと目が合う。

それを見てとったアーチャーは小さく、呟いた。



アーチャー『壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)』





直後、ランサーへのダメージ判定
補正+2


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