24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/05(土) 11:46:09.82 ID:76izdyUt0
【1月10日】
千冬姉が来た。
「みんな心配している。いったん戻って来い」
「イヤだ。俺がいない間、誰が鈴のそばにいるんだ」
「ただをこねるんじゃない!」
久々に怒鳴られた。どうやらクラスのみんなが、俺を心配していたらしい。
「……いずれこいつの身柄は学園で預かることになる」
「! それッて……」
「学園の方が設備も整っているし、目覚めた時に駆けつけやすいだろう。今すぐに移せるワケではないが、いずれ申請する予定だ」
鈴が、学園に戻れる。
今は特殊な機械がなければ生命を維持できないが、学園の設備なら、いくらか目覚める可能性も増すだろう。
俺は鈴と一緒に学園に戻ることにした。
それまでは病院の廊下のベンチで寝ることにする。
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