過去ログ - 芳川桔梗「言ったでしょう? 私の名前を忘れないでって……」
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34: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/05/13(日) 00:00:08.13 ID:j7YOYfo/o

―― つまり、今のこの状況を望んだという事?
なんのために?

だが、思考はすぐに行き詰まった。
軽くため息を漏らすと芳川はコーヒーを一口飲んだ。

「……おいしくない」

十年間美味しいとも不味いとも思わず飲み続けたコーヒーの味は、なにか物足りなさを感じさせる味しかしなかった。

「今のこの状況……か」

―― 一方通行が消え、帝督も精神的に不安定。
レベル5のトップ二人は負の方向へと変わった。
そして、レベル5第三位御坂美琴さんも自身のクローンとその死に本来負わなくても良い傷を負った。
上条君も……上条君は理解者を得て良い方向へと変わった?

アレイスターの考えを読む事を諦め、自分たちの置かれている状況を考え出した途端、一つの違和感にぶつかった。

―― アレイスターは上条君に何かをしようとしているの?


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