過去ログ - ヴェント「安価でツンデレを克服したら、フィアンマに告白出来るはず…よね」
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右方「くっ、はは!何だ今日は!?バナナデーってやつか!」
◆H0UG3c6kjA
[saga]
2012/04/30(月) 22:43:31.33 ID:AV+DvLUAO
前方「…決めたわ。要はいつもの服装と違い且つ自分に似合う服を着ればいいワケだし」ウン
左方(本当に大丈夫なんですかねー)
後方(うまくいくよう祈るしか無いのである)
前方「……」ベッドボフッ
前方(で…デート、か…)
前方(『…明後日か。構わんぞ』…笑って、た。面倒臭そうな顔じゃ、なかった)テレ
前方(…私が、フィアンマを好きになった、理由)
―――回想中
前方(科学が憎い。憎い、憎い…!)イライラ
右方「…新たな『前方』か」
前方「!?」
前方(何処から現れて…ッ!)
前方「…アンタが、右方のフィアンマ?」フン
右方「如何にも。俺様が右方のフィアンマだ」
前方「……」
右方「…今日は、お前の弟の命日だったか」
前方「…だから何だっての」ハン
右方「…、…可哀想に」
まるで自分が傷つけられたかのような痛々しい表情で、フィアンマが唇を噛む。
私以外に、弟を悼んでくれたヤツなんて居なかった。
不幸な事故だから仕方ない、姉は助かったのだから不幸中の幸い、そんな事ばかり、周囲は言った。微笑(わら)った。
善意が悪意にしか感じられなかった。私なんかどうでもいい、弟が一番可哀想なのに、どうして誰も弟を悼んでくれないのか、子供だったからかと、ずっと不満だった。
右方「…可哀想な子だ。お前の弟も、そしてお前も」
前方「…」
上っ面の言葉には、聞こえなかった。
『神の子』の御言葉の様に、心に染み渡っていく、慈愛の込められた同情の言葉。
右方「お前の弟は、楽園へ導かれた事だろう」
前方「…当然よ。いい子だったもの」
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