過去ログ - 貧乏神「私がメイドですかッ!?」
↓ 1- 覧 板 20
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/01(火) 23:14:47.67 ID:BKntfQyDO
十分後。
貧乏神「お、おおぉぉー」
ちゃぶ台を頭の上に掲げたまま、貧乏神は感嘆の声を上げた。
記憶を頼りに走り続けた貧乏神の目の前には今、巨大な建物が聳(そび)え立っている。
ツタが伸び放題でコケむした石壁。
雑多な草の入り乱れる、手入れのされていない庭。
街を展望出来る崖の際に建てられた西洋造りの重厚な屋敷は、一条の明かりもない完璧な廃墟だった。
貧乏神「ありがとうございます神様!」
自分にありがとうを言いながら、びしょ濡れの貧乏神は迷わずに廃墟へと突っ込んで行った。
137Res/103.22 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。