34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)
2012/05/02(水) 07:02:42.27 ID:KtDbDKgO0
「おい妹よ。眩しくて寝れん。電気消してくれ」
「うん。いいよぉ〜」
俺は何故この決断を昨日に行わなかったのか、この時気づいたのである。暗いほうが妹も見えにくいし、安全だろ? とにかく朝比奈さんだけは見つかってはならないのだ。
「ありがとぉ」
「いえいえ。妹が出て行くまで頑張りましょう」
「うんっ」
昨日の経験もある2人は結構落ち着いていたのではないだろうか。
「…………」
嘘だ。実はもう限界である。息子の方がな。
手に届く位置に俺の求めているモノが全て……そう。この布団の中に存在するのだ。
完全に暴走している息子を抑えたまま、時が経つのを待つのみ。
「キョンく〜ん! このアニメ面白いんだよぉ!」
妹が放つイキナリの大声にビビッたが、俺は動じなかった。
俺は動かなかったのはいいのだが、その声に反応した朝比奈さんが飛びついてきたのだ。
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