過去ログ - 魔王がいなくなったと思ったら死神が侵略しに来ました
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165: ◆HTlu27uC.s[saga]
2012/11/11(日) 22:04:25.95 ID:jlL2Gb5t0


〜〜〜

ロミオ「それじゃぁね♪次に会わない事を祈ってるわ」

がちゃ   ばたん   ずずずずず


ロミオが部屋から出て行き、ドアを閉め、重しか何かを再びドアの前に置いたのだろう、その場を去る音が遠ざかり聞こえなくなった瞬間


死神「さて、どうしたものかね……下僕一号の助けはあんまり期待できないし、俺はこのざま……下僕二号は元から期待してないし……
   完全に手詰まり、って訳じゃないけど」

ユイ「だれが下僕よ!……って、脱出できるの?だったら早くしないと!アリスさん達が!!」

死神「ほっとけ、どうせ無駄だ」

ユイ「無駄って何が!」

死神「あんな雑魚相手にどうこうされるような奴らじゃねぇよ。そんな奴らならとっくに死んでるって」


アリスは魔術師である事はユイも知っている。実力も確かにあるようだがそれでもユイは不安を拭いきれなかった


ユイ「でも、アイツ等がたった二人で襲いに行くとは限らないのよ!アンタを踏んだ奴みたいに他にも仲間がいるかもしれないじゃない!」

死神「って言われてもなぁ〜……特殊部隊が来ようが、軍隊が来ようがあいつら助けなんて元からいらねぇだろうしなぁ」

ユイ「でも!」

死神「でもでも、でもでも、デモデモうるさいぞ下僕二号、少しはあいつらを信用しろよ」

死神「お前は今日始めてあいつらと会ったから不安になるのは分かる。人間ってのは不安になると嫌なことばっかり考えちまうからな」

ユイ「っ…………誰が下僕よ……」


確かに、アリスたちのことは男の方が良く知っているだろう。ユイが思うほど深刻な問題ではないのかもしれない

焦った自分の落ち着かせ、ここから出る方法を考える


ユイ「……脱出できる方法はあるんでしょ?じゃあなんでアンタは何もしないのよ」

死神「いや〜脱出出来無い状況なら今日中に借金返せなくなっても仕方ないから見逃してくれるかなぁ〜ってね?」

ユイ「借金?……アンタ借金なんてあったの?」




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