過去ログ - 魔王がいなくなったと思ったら死神が侵略しに来ました
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18: ◆HTlu27uC.s[saga]
2012/05/02(水) 22:33:01.33 ID:6lzsUPkC0

〜〜〜

ユイ(そろそろ動かないと追いつかれるかもしれないわね)

コツッ

ユイ「誰!?」

ボウッ


自分以外誰もいないはずのビルに何者かの足音を聞いたユイはすぐに左手に炎を発生させる


コツ   コツ

ユイ「……」


徐々に足音は近くなる

上に上がるには正面にある階段だけだ、誰かが上がってくればすぐに分かるし、仮に魔物やあの男ならすぐに炎をぶつければいい

何とかならなければ、最悪左にある窓から飛び降りれば良い。………………怖いけど

そう決めている間に、足音が近くなる

階段から上がってきたのは


「みー」

ユイ「ね…猫?」


三毛猫である。それも子猫だった

警戒して損をした、と左手の炎を握りつぶす


ユイ「はぁ…もう、脅かさないでよ」

「み〜?」


子猫は首をかしげ、あそぼ!と言いたげに近寄ってくる

その愛くるしさに思わず抱っこしてなでてしまう


ユイ「あのねぇ猫ちゃん、私は今追われてるの、遊んでる暇なんて無いのよ〜」

「み〜」

ユイ「そんな顔してもだ〜め」




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