31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)[saga]
2012/05/05(土) 18:18:08.60 ID:ZIMMsOKAO
「失礼しま〜す」
…いた。
澪先輩に律先輩に紬先輩。
それに、さわ子先生も。
「梓!!お前今日は来てたのか?来てたなら連絡してくれよ〜…」
私の姿を見た律先輩が勢いよく立ち上がったかと思えば、言う事を言って力が抜けた様に座る。
『あ、皆やっほーい』
…………………………
皆唯先輩に反応しない。
先輩達でも見えないのか。
『ありゃ…あずにゃーん、皆私の姿が見えないみたい…』
残念ながら…
でもそれなら何で私だけ?
…まぁ今はそんな事考えてても仕方ないか。
「梓ちゃん、今紅茶いれるから…席に座って待ってて」
紬先輩が優しく微笑みかけてくれた。
…だけど、その顔はどこか疲れている。
よく見れば目元も赤く腫れぼっていた。
それは皆一緒みたいだったが。
「梓、もう大丈夫なのか?」
「はい、多分…いや大丈夫です。ご心配おかけしてすみません」
紬先輩が紅茶を入れて戻ってきた。
だけど、その紅茶を飲む気にはなれなかった。
皆さん、一口も紅茶に手をつけてなかったから。
『………あずにゃん』
唯先輩…唯先輩も心配ですよね?皆さん…
『私の紅茶が無いよぅ〜』
「違うでしょ!皆さんが心配じゃないんですか!?」
本当にこの先輩は、もう!!
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