過去ログ - ローラ「禁書ちゃーん?単位が不足しておるから補講☆」禁書「なん…だと…」
1- 20
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/03(木) 14:05:11.17 ID:HE42mkPW0
  魔法名とは己が信念。己が生きざま。己が覚悟。
  
  無能者と蔑まれ馬鹿にされ失笑され続けても。
  これこそが己の価値だと唯一なのだと信じた。


「退いてっ!」

「悪いがそれは出来ない相談だな。
 早く素直にうんと首を縦に振ってくれると嬉しいんだけど」

「ハッ! 『力ずく』ってのでもいいだろ」

 
  一人の男の言葉に、周囲の男からドッと笑いがおこる。
  そう、どれほど少女が抵抗しようが、それは無意味。
  最終的に、力で言う事を聞かせればいいだけの話しなのだから。


「確かに」

「コイツの来てる制服ってアレだろ。
 魔術が全然使えねー無能者ばっかが通う学校のモンだ」

「へ〜。珍しいな。この街いるヤツなら『どんな奴であれ多少の魔術は使える』だろうに」

「ああ、じゃあこうしようぜ?
 俺らと遊んでくれたら、魔術の一つや二つ教えてやる。どう?」

「アハハハッ!」

「俺らどんだけ慈悲深いんだよ。マジうける」

 
  信じた。

  研磨し、
  研磨し、
  研磨し続ければいつか。

  そう信じた。それなのに。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
31Res/13.50 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice