過去ログ - さやか「あたし……もうゾンビなんだよ!」大道克巳「それがどうした!」
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25: ◆mbgGrCikwU[saga ]
2012/05/05(土) 22:01:30.38 ID:XGecTfXT0
「この世界にはT2ガイアメモリって名前の次世代型ガイアメモリが有る
 それと引き換えにならこのメモリを渡しても良い
 俺にとって運命の存在は永遠(エターナル)の記憶
 ガイアメモリはそれと通じ合う為の扉に過ぎない
 そして丈夫な扉であればそれに越したことはない」

「……成る程ね」

「どうだ?それまでは俺に持たせておけばこいつは誰にも破壞されずに済むぞ?」

 海東大樹は少しだけうつむいて考えこむ。

「よし、解った」

 海東は銃口を大道に向ける。
 それと同時に大道もエターナルエッジを投擲する姿勢に入る。

「その宝、僕にくれ」

 海東は引き金を引く。
 大道はエターナルエッジを投げつける。

 悲鳴。

 銃撃は大道の背後のオリオン・ゾディアーツを
 エターナルエッジは海東の背後のユニコーン・ゾディアーツを
 それぞれ的確に貫いていた。

「それは同意したということでいいのか?」

「怪盗としては納得行かないがその前に君に死なれては困る」

「怪盗?勝手にしろ」

 すれ違うように二人はゾディアーツに向けて駈け出す。
 エターナルエッジが大道の手に舞い戻る。
 ユニコーン・ゾディアーツのレイピアが真っ直ぐに大道へ迫る。
 大道はエターナルエッジの腹でその刺突を右に逸らして一気に接近。
 体重を乗せた一突きを叩きこむ。
 さらに怯んだユニコーン・ゾディアーツを追撃、左フックのラッシュを仕掛ける。
 ユニコーン・ゾディアーツが間合いを取り戻そうとバックステップをしたところに右後ろ回し蹴りを華麗に叩きこんで、ユニコーン・ゾディアーツを壁に叩きつける。

 一方海東は歩きながらディエンドライバーの光線を乱射する。
 オリオン・ゾディアーツは激しい連射に耐えられず、一歩また一歩と後ろに下がっていく。
 ディエンドが一歩進むごとにオリオン・ゾディアーツが一歩下がる。
 オリオン・ゾディアーツが一歩下がるごとにディエンドが一歩進む。
 圧倒的な力量差による圧殺。
 ガタン、壁にオリオン・ゾディアーツは追い詰められる。



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