過去ログ - さやか「あたし……もうゾンビなんだよ!」大道克巳「それがどうした!」
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387: ◆mbgGrCikwU[saga ]
2012/06/01(金) 06:19:24.29 ID:goEjtxks0
【エピローグ1「コネクテッド/コネクティング」】

「というわけで今回の事件は一件落着
 キュゥべえの姿も見つかってないし、しばらくあの街は平和なんじゃないかな」

「しばらくなの?」

「何時どんな敵が現れるかわからないからね」

「うーやだやだ、もう戦いなんてごめんだよ」

「そんなこといってるけどキリカちゃん、織莉子ちゃんと毎晩魔女を探してパトロールしてるくせに」

 結論から言えば
 井坂による攻撃の直前、映司はバースの力を使って穴を掘り、二人を地下から避難させていた。
 井坂もキュゥべえも二人が跡形もなく消滅したと誤認したのはそのせいである。
 本来大道とマミの作戦から二人を守るためにフィリップと映司がこっそり計画していた行動だったのだがそれが思わぬ形で役に立ったのだ。
 今彼女らは夢見町の魔法少女として戦っている。

「な、なんで知ってるのさ!
 さては織莉子、君が映司さんに!」

「うふふ、ごめんなさい」

「もう!恥ずかしいから言わないでよね!」

「ごめんごめんキリカちゃん、はい、ジャムティー」

 ワルプルギスの夜の襲来から半年後。
 美国織莉子と呉キリカは転校して夢見町のクスクシエでバイトしながら学校に通っていた。
 織莉子の父と親交の深かった映司の父親が、二人の事情を配慮して別の名前で学校に通えるようにしてくれたのだ。

「ジャムティーに免じて許してあげるんだよ」

「本当に甘いモノが好きだね」

「甘味は世界を救うね、うん」

「程々にしないと太っちゃうわよ?」

「太って織莉子に嫌われるのは嫌だなあ」

「私はどんなキリカも大好きよ」

「やめてくれ、照れるじゃないか」

「……しかし、あの事件からもう半年か」

「そうね、ところで、大道克己は今なにしてるのかしら?」

「さあ?世界中を旅してるって話だけどね」

「また傭兵稼業でも始めるんじゃないの?」

「どうだろう」

「しかしまさか私達の居る所にミサイルを叩きこむ計画だったなんて……」

「ま、ミサイルくらっても文句言えないけどね」

「あいつも大概悪党だよ」


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