過去ログ - さやか「あたし……もうゾンビなんだよ!」大道克巳「それがどうした!」
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7: ◆mbgGrCikwU[saga]
2012/05/03(木) 14:58:17.11 ID:jHm1eNTk0
「ア……リガ、トウ」

 大道は少女の瞳をまっすぐに見つめる。
 その表情は仮面に隠され伺えない。

「カメンライ……」

 その魔女は少女の姿で、血を吐きながら砂のように消滅した。
 彼女が消えた後には二個のグリーフシードが転がっていた。
 大道はグリーフシードを拾うとまどかに抱えられたさやかにそれを渡した。

「今の……」

「どうしたさやか、まどか」

「な、なんでもないわ」

「大道さん、今の……?」

 二人ははっきりと見ていた。
 魔女が大道克己の攻撃を食らう直前に普通の少女になっていた所を。

「まどか、今は……」

 しかしさやかは其の問題を一旦棚に上げた。
 今聞いた所で仕方が無いと判断したのだろう。

「はっきりしねえなあ、まあいい」

 結界が消えて行く。
 それを確認して大道もメモリをナイフから抜き取る。
 純白の鎧と黒いマントは青い炎になって消滅した。

「帰るぞ、お前らの親父もお袋も心配しているだろう。」

 バイクが再び大道の元に走ってくる。

「乗りな」

 まどかとさやかは生じた疑問をひとまず棚上げして彼のバイクに再び跨るのであった。


【第一話「だから足掻き続けてるんだよ」 了】




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