312:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[age saga]
2012/08/05(日) 16:09:13.03 ID:pFAF+/1d0
数年後 草津温泉街 宿屋の一室
TVレポーター 「今回クレオ博士が発見した遺跡の発掘調査もまた、新たな古代史の解明に繋がるのではないかと期待されています。
昨年エジプトでクレオ博士と共同で発掘調査にあたったエジプト考古学の権威、吉○博士は以下のコメントを――」
まどか 「クレオパトラさん、すっかり有名人だね」
マミ 「クレオ博士の正体がクレオパトラと知ったら世間の人はびっくりするでしょうね。
彼女頭の回転も早いし、この世界に来てからの言語の修得もとても早かったわ」
ほむら 「ネイティブで古代文字が読めるし昔の自分の記憶を辿ってそこを掘れば遺跡が見つかるんだから、
考古学者というのは天職だったのでしょうね」
さやか 「おまけに美人だからアマチュア研究家だった頃から世間の注目を集めるのも早かったもんなあ」
杏子 「『美しすぎる考古学者』か……。そろそろ温泉行かない? テレビ消そうか」
まどか 「うん」
パチッ
マミ 「元々この旅行はあなた達の高校卒業旅行の予定だったのよね。誘ってくれて嬉しかったわ」
ほむら 「一足先に大学生活を送っている巴マミを引率に海外旅行でもいいんじゃないかって話にもなったけど、
誰かがパスポートとお金の都合がつかないから県内旅行になったわ」
杏子 「ああ、そうさ、あたしのせいさ! そもそも高校行ってないあたしにとってこれは卒業旅行じゃないしな」
さやか 「まあまあ。最初はロンドン行くなんて話も出たけど、いいんじゃない。あたし温泉好きだし」
まどか 「さやかちゃんが好きなのは温泉じゃなくて露天風呂でオシッコすることだよね、今日はダメだよ」
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