128: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:19:38.87 ID:wjxL0IG/0
由香「いやあああああああああああ!!」
はちきれないばかりの悲鳴をあげた。
1歩、また1歩と後ろずさって。
横にいる美琴の足を掴み出して。
目から涙を流し、しゃくりあげて。
掴む手はおろか、全身を震わせながら――押し付けるようにして、美琴の着ている制服のスカートに顔をうずめた。
美琴「何よ……これ……」
視線を固めたまま、その場で立ちすくんでしまった。
同時に背筋が一気に凍りついて。
嫌な汗が全身から噴出し、そのまま流れ落ちて。
声はおろか、口元だけでなく全身が小刻みに震えだして。
喉元からこみ上げてくる吐き気を何とかこらえながらも――これ以上言葉が続かず、ただ呆然としてしまっていた。
そうさせたのは――目の前に広がる光景。
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