146: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:37:01.47 ID:wjxL0IG/0
そんな中――ある気配を感じた。
美琴も、由香も。
美琴「――!!」
ふと、我に返る。
自身の電磁バリアが感じ取った反応。
何かが近寄ってくる気配。
傍にいる由香とは別に――遠くで電気信号が動く気配。
由香「ひっ!!美琴お姉ちゃん!!」
すかさず、顔を上げた。
由香が悲鳴のような声をあげて、その方向に指差すのと同時だった。
美琴「な……今度は何なのよ……」
先程までいた教室前方のあたり。
丁度、美琴と由香が入り込んできた、窓の付近だった。
震えた声をあげながら、じっとその方向を見詰めている。
視線に飛び込んできたものは――普通で考えたのなら、あまりにありえない光景だった。
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