148: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:39:05.29 ID:wjxL0IG/0
「ぉおおおおおおぉ……」
恐ろしいぐらいに低いトーンの呻き声をあげながら。
特にふらつく様子も無く、裸足で教室の床を1歩1歩踏みしめながら。
その時、頭にかぶっていた布がはらりと舞い落ちた。
現れたのは――左半分は筋組織が剥き出しになった、あまりにグロテスクな顔だった。
後頭部の筋肉が大きく抉れていて、そこから薄桃色の脳組織が今にも飛び出そうという感じで、その姿を覗かせている。
生気がない虚ろな目を、じっと進行方向へと向けていた。
334Res/214.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。