191: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 05:17:33.60 ID:wjxL0IG/0
刻命「いい加減にしたらどうだ」
そんな女生徒に苛立ちを覚えたといった所だろうか。
初春の手を握り締める、女生徒の指を両手で引き剥がしにかかった。
親指を両手の指で掴んで、引っ張るが――まったく動かない。
鋼鉄の板を曲げるのに相当する力を加えても、であった。
??「……だけどそれ以上の行いは……」
女生徒の右腕がいきなり動き出す。
掌を大きく開けたまま――初春の頭に向かって伸ばしていき。
初春「ひっ……!!」
慌てて、体を後ろに反らそうとする。
しかし――それより前に、伸びてきた女生徒の掌は握り締めていた。
初春の髪飾りに付いている――咲き誇った花の一つに。
そして――
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