258: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/10/04(木) 01:08:54.76 ID:2ytvna2r0
黒崎「ここの鍵って、これだよな?」
すかさず足元に転がっていた図工室の鍵を拾い上げる。
そして、そのままためらうことなく、黒くなった鍵穴を力づくで鍵穴に押し込んだ。
初春「――!!」
突然の黒崎の行動に、一瞬体をびくつかせる。
先程のように、鍵穴から血が滲み出てきたりしまうのか――そんな嫌な想像を一瞬してしまい、思わず両手で目を覆った。
黒崎「固ってえな、くそ……」
初春とは対照的に、先程の不気味な現象の再発なぞ気にする素振りを見せることなく。
ただひたすら、鍵を左右に回そうと、力を加える。
しかし、途中で鍵が引っ掛かっているのか、なかなか回らない。
その時――
334Res/214.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。