265: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/10/04(木) 01:14:25.03 ID:2ytvna2r0
黒崎「……悪かったな」
初春「構いませんよ。それよりも、あっちの入口へ……って、え?」
相変わらず澄ましたといった面持ちのまま。
廊下の奥へと視線を向けようと、首を動かした。
当然、目の前の引き戸が視界に入るが――その時、彼女の全ての動きが止まった。
これまでとは一転して、驚きの表情を浮かべながら。
黒崎「ん?どうしたんだ?」
そんな彼女の変化に、一瞬首を傾げる。
視線を同じ方向に向けたとき――変化の要因を瞬時にして把握した。
黒崎「って、おい!!」
思わず驚きの声をあげてしまう。
なぜなら――引き戸が少し開いていたから。
これまで悪戦苦闘しても、びくともしなかったのにもかかわらず。
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