267: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/10/04(木) 01:15:39.45 ID:2ytvna2r0
黒崎「飾利ちゃんは俺の後ろに回ってくれ。何かあったらいけねぇから」
初春「は、はい」
いや――ひとりでに開いたというのも考えられた。
先程の音楽室がそうだった。
ひとりでに引き戸が開いて――おまけに中にあったピアノが曲を演奏しだしたときたものだ。
後でよく調べると、所々で弦が切れて、まともに鳴りそうになかったのにもかかわらず――にだ。
この廃校は一体何なのか。
本館、さらには別館の隅々まで歩き回ったが、正直分からない。
とにかく、不気味――そして、危険。
この空間を端的に言い表すとしたら、これらの言葉だろう。
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