66: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/06/04(月) 23:25:44.09 ID:DwsQRxNp0
初春「あの、刻命さん……私……」
――今なら分かる。
――はっきりと分かる。
刻命「ん?どうかしたのかい?」
視線を背後にいる初春に向ける。
先程まで見せていた厳つい表情を、さながら嘘であったかのように消して。
初春「あなたのクラスメートの死体が、あなたの名前をつぶやいていました。かなり恨めしそうに」
――目の前にいる、同行者の名前を呼んでいたことを。
――重苦しさを感じさせるほど、相当の恨みを込めていると思えるぐらいに。
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