過去ログ - フィアンマ「オッレルスに性的な悪戯をしようと思う。安価が導くままに」
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447: ◆H0UG3c6kjA[saga]
2012/05/25(金) 23:50:18.06 ID:fgqcZQeu0

幾度受け入れても慣れない息苦しさに、声を抑えるのとはまた別種の動機から手で口元を押さえる。内臓を押し上げられているからか、どことない吐き気を感じる。
腹上死という不穏な単語を思い浮かべつつ手を離し、自分から腰を動かす余裕もなく、ただオッレルスの意のままに身を任せ、内部を突き上げられる。
抑えの利かない声を吐息と共に漏らしながら懸命に嘔吐しないよう堪えている事に気づかれたらしく、オッレルスは一度腰を動かすのをやめ、指先で俺様の、汗で張り付いた前髪を退けた。そのまま祝福を施すかの様に、額へと口付けてくる。たまらなく幸福で、そんな感覚が実際のこそばゆさよりもくすぐったさを増大させる。
額から唇を離し視線を合わせたところで、無言のままキスを強請ると、当然の様に与えられた。甘い蜂蜜の味がする。一生分の蜂蜜を摂取しているのではないか、と思う程、どこもかしこもそこら中が蜂蜜塗れだ。俺様やベッドだけでなく、オッレルスも例外無く。
首の後ろへ腕を回し、より一層の深い繋がりを求めるかのような体勢で、酸欠から頭痛を催す程にキスをし続ける。死んでしまいそうな位に苦しい。死に近づけば近づく程安心感を得る自分は、どうやら未だに自殺志願者のケがあるようだ。
キスをやめて、腕に力を込める。親の背におぶさる幼子の様に、強く抱きついた。
腸の奥の奥までオッレルスのソレが幅を取り、場所を占め、呼吸が出来ないように苦しめる。歯を食いしばり圧迫感を堪え、どうにか快感のみを知覚すべく努力する。人体は案外丈夫且つ様々な状況に適応出来うるものだ。
腕と同じように脚でオッレルスの腰を挟み抱き寄せるようにして、固定する。
ロクに鍛えていない身体が一定以上の負荷に悲鳴を上げているような気もするが、無視して固定を続ける。こうして強請って精液を受け入れたところで生産性は無いし、授かったものは結果的に手放したので、あまり意味は無いが、何となく、そう、ただ何となく、満たされたい気分だった。

「ッ、は…ぁっ…フィア、ンマ…この、ままだと…中、に」
「良い、から…出せ、ぜん、ぶ」
「フィアンマ、っは」
「ん、んっ…ぅ、ぁ、ッ…ス、オッレル、ス、中が、いい、すき、」
「はぁ、っ…は、…それじゃ、俺が好きなのか、中、出しが好きなのか、分かりにくい、な…っ」
「あっ、う…おっれるす、が、すき、すきだ、から…ん、らし、出し、てくれ」

呂律が回っているかどうかあやふやな語調になりながらも促すと、律動のペースが早まった。そろそろ限界なのだろうか。
冷静な思考とは裏腹に熱の高まる身体は勝手に震え、次いで精液をぶちまける。やや派手にぶちまけてしまったそれらの体液は蜂蜜と混じった状態でオッレルスの腹部へ多量に付着する。
汚れたな、と他人事の様に考え笑って、ぐいと深く体重をかけられベッドに身体を押し付けられるかのような体勢で、オッレルスが息を殺す。熱湯というにはやや温く、体温よりは確実に温度の高い精液が体内に放たれたのを感覚的に理解しながら、手の届く距離にある金髪をくしゃりと握り撫でた。蜂蜜で湿っているらしい、手がベタベタする。
後処理は丸投げしてしまおう、と最も他人任せな考えで、薄れゆく意識を取りなおすでもなく、目を閉じた。眠気を感じる。
優しさを宿した手の平が、あまりベタつかない部分で俺様の髪を撫でる。
本能の赴くまま眠気へと身を預け、戻ってきたいつも通りの理性で、思案し即座に結果を出した。


『目が覚めたらとりあえず謝ろう』、と。



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