過去ログ - 【Fate】汝、自らを以って最強を証明せよ【コンマで聖杯戦争】
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111:1 ◆otXcqJ9cB.[saga]
2012/05/06(日) 18:09:37.12 ID:LBdtvdsXo




綺礼「残るサーヴァントはセイバー、そしてライダー……」


薄暗く、蝋燭の頼りない明かりに照らされる教会の一室。

そこに座する男は四枚のカードを机に並べ、それを指でなぞりながら呟く。

男、言峰綺礼は細めた目をまた動かす。

次のカード。

そこにはアーチャー、そしてキャスターと描かれている。

綺礼は「ふむ」と、呟いた。


綺礼「アインツベルンの森……流石に、私だけでは攻め込むことすら不可能か……」


ならば、奪うか？

セイバー、そしてライダーのカードを見る。

いや、不可能だろう。

セイバークラス、そしてそのマスターは相手するのは“不可能”だ。

単独で勝てるような、絶対的強者では自分はない。

なら、どうするか。

綺礼はゆっくりとアーチャーのカードを見る。

衛宮切嗣。

因縁を清算するのは、ここしか無いだろう。

それを理解して、綺礼は笑った。

そして、机の上にある銃を握る。




それをゆっくりと眺め、言峰綺礼は自身の胸に銃口を向けた。





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