過去ログ - 【Fate】汝、自らを以って最強を証明せよ【コンマで聖杯戦争】
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29:1 ◆otXcqJ9cB.[saga]
2012/05/06(日) 14:21:20.45 ID:LBdtvdsXo



貴方は水晶をゆっくりと掴み、それを眺めて『強化』と『形成』を付与したナイフを握りこむ。

原石であるそれに刃は本来は通らない。

だが、魔術というものはこういった点では常識外の力を持っていると貴方は知っていた。

ゆっくりと、鉛筆を削るように原石を削る。

その行為は工房ではなく居間でやっているので、凛や桜は物珍しそうに手元を見ているのが理解できた。


「凛ちゃんは、“遠坂”だったかな?」

凛「は、はい……あの、それは……」

「いや、私も簡素ながら宝石魔術は使用する身でね……特に結界の基点には重宝するのだよ」


ランサーとの戦い、アサシンとの戦いでここは目立ちすぎた。

そう貴方は凛に告げる。

貴方の日本式魔術、というよりは五行を主体に様々な要素を取り入れた独自の魔術。

ある意味では、魔術刻印とも言うべきものだった。




で、貴方は宝石魔術をどうして知ってるのか
判定


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