過去ログ - 美希「ハニーの日記」
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96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/05/06(日) 09:27:43.26 ID:S5yfoIE7o
■春香とお茶会
今日はたまたまオフが重なった春香と喫茶店でお茶してきた。
こうして春香と二人でのんびりするのは春香をプロデュースしていたとき以来じゃないだろうか。

ただ最近の春香の行動が、あまりにもとっぴ過ぎて落ち着ける雰囲気ではなかったのだが。
それでも二人のときは意外と落ち着いていて、他愛のない会話で盛り上がっていた。

そうしたら春香が突然
「私、美希のこと許せないんです」と言った。
急な話すぎて、なんでだ、と聞き返すと
「だって、私がずっと、一年間ずっと想い続けてたのに、美希は横からあっさり奪っていこうとするんですよ!」
「私だけのプロデューサーさんが、簡単に奪われるのなんて耐えられません!」
「だから私は一人でずっと努力しました!」
「プロデューサーさんがアイドルランクは高いほうが良いって言ったから、私はAランクになりました」
「一番最初に美希に会ったときも、美希はすごく私のこと尊敬してくれてました。とても嬉しかったですけど、美希はその時にプロデューサーさんの悪口を言ったんですよ!?」
「【プロデューサーはいちいち小言がうるさいの】って! 私許せませんでした! 小言だってプロデューサーさんにかけてもらえるなら私はとても嬉しいのに!」
「だから美希に言っちゃったんです。プロデューサーさんをバカにしないでって。あなたみたいな人をプロデュースしなきゃいけないあの人がかわいそうって……」
「正直、今思えば言い過ぎたかなとも思います。大人気なかったかなって。でも私は間違ってるとは思いません」
「美希はそれを聞いたあとに考え直したのか知りませんけど、今は見ての通りプロデューサーさんにべったりくっついて……」
「そんな簡単に手のひらを返す美希が許せないんです。だから私は次のライブで美希に勝って、プロデューサーさん、あなたを取り戻します」
「それからまた二人でトップアイドルを目指して頑張るんです。そしてトップに立った時に、返事を聞かせてください」


こんな強い思いを知ってしまった以上、適当なことを言ってうやむやにすることはできないよな。

春香は思いの丈を吐き出してすっきりしたのか、落ち着きを取り戻していた。
俺はそんな春香に「俺がどっちも好きじゃないって断ったらどうするんだ」と意地悪なことを聞いてみた。
そしたら春香が「断るんですか?」と尋ね返してきたので「もしもの話だよ」といった。
「そうですね。百歩譲ってプロデューサーさんが美希を選ぶならあきらめますけど……、両方断ったら、そうだな……、負け犬同士美希と一緒に……。えへへ、ナイショです」
とはぐらかされた。


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