過去ログ - 紬・唯『ザボちゃん♪』ザーボン「うむ」
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◆LeM7Ja3gH2ba
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2012/07/22(日) 13:44:22.75 ID:EEgNZGgpo
紬「あっ、わ、私ばんそうこう持ってますっ!
小っちゃいけど、せめて……」
ザーボン「いや、ありがたいが私の事は気にしないで……」
以下略
601
:
◆LeM7Ja3gH2ba
[saga]
2012/07/22(日) 13:46:00.29 ID:EEgNZGgpo
ベジータ「逃げられると思ったのか?」
木々の影から現れたベジータは、ゆっくりとこちらに近付いてくる。
ザーボン「ふ、二人共逃げろ! 逃げるんだ!」
以下略
602
:
◆LeM7Ja3gH2ba
[saga]
2012/07/22(日) 13:48:40.24 ID:EEgNZGgpo
紬「でも……でもっ!」
ザーボン「大丈夫だ! ここは私が何とかするからっ……!」
唯「む、無理だよっ!」
以下略
603
:
◆LeM7Ja3gH2ba
[saga]
2012/07/22(日) 13:52:36.59 ID:EEgNZGgpo
……そうか。『貴女』はあの時、こんな気持ちだったのですね。
ザーボン(これまでも頭ではわかっていたつもりだったけど、こうやって体験・実感してみると違うなあ。
やっぱり貴女は凄いや)
以下略
604
:
◆LeM7Ja3gH2ba
[saga]
2012/07/22(日) 13:54:08.40 ID:EEgNZGgpo
ベジータ「何をゴチャゴチャ言ってやがる!
そいつらに痛い目見せたくなかったら、さっさと……」
ザーボン「待ってくれ!」
以下略
605
:
◆LeM7Ja3gH2ba
[saga]
2012/07/22(日) 13:55:45.27 ID:EEgNZGgpo
ザーボン「そうだ!
私はどうなっても良い!
だ、だが、この二人だけは助けてやっては貰えないか!?」
紬・唯『!?』
以下略
606
:
◆LeM7Ja3gH2ba
[saga]
2012/07/22(日) 13:58:59.22 ID:EEgNZGgpo
ベジータ「ほう? 随分と殊勝じゃないか。
なら……」
ザーボン「何だったら、土下座でも何でもする!
ほら、この通──っ!?」
以下略
607
:
◆LeM7Ja3gH2ba
[saga]
2012/07/22(日) 14:02:07.60 ID:EEgNZGgpo
唯「ザボちゃん!」
そんな私を見て、唯とムギお嬢様がお互いの手を取りつつ、私をかばうように前に立った。
ベジータ「バカが。くだらん事をしやがる。
以下略
608
:
◆LeM7Ja3gH2ba
[saga]
2012/07/22(日) 14:02:57.90 ID:EEgNZGgpo
美しかった。
609
:
◆LeM7Ja3gH2ba
[saga]
2012/07/22(日) 14:04:33.17 ID:EEgNZGgpo
そうだ。これこそが私が彼女達を美しいと思う一番の理由。
もちろん外見や雰囲気もあるが、こう言う高貴な魂を持っているからこそそれはより眩く光る。
『あの人』にも負けない、真の強さと優しさを兼ね備えた、気高く高潔な美しさ。
以下略
610
:
◆LeM7Ja3gH2ba
[saga]
2012/07/22(日) 14:06:23.77 ID:EEgNZGgpo
ベジータ「てめえら……」
ベジータが、怒りの表情で凄まじい殺気を放ってくる。
……やはり無理だったか。
以下略
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