過去ログ - まどか「さやかちゃんがちょっぴり変だ……」 さやか「……あたしってホントチョコ」
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106: ◆tseeoZwP.A[saga]
2012/05/15(火) 21:30:14.77 ID:wB3KXrAh0
〜真相3〜

QB「君が怒ってるのだって、偽善からじゃないか」

QB「知ったから、可愛そうだから、そんな理解に苦しむ感情……」

QB「同属以外ならいくらだって生きるために犠牲に出来る」

QB「同属だってそうだよね? 彼、彼女は嫌いだから必要ない、その子、あの子は気に入らないから必要ない」

QB「君たちが抱いていた感情だよ? これはどう説明するんだい?」

まどか「それは……」

QB「別の国で戦争してても別の国の出来事、別の国で貧困に苦しんでいても別の国の出来事……」

QB「僕が人間の感情で理解できないところはそこなんだよね」

まどか「それでも、そいう人は居るかも知れないけど、けど……」

まどか「それでも、人の為に生き続ける人はいる! 人を愛せる人は居る! 人を愛し続ける人は居る!」

まどか「他を愛せる人はいる! 他を愛し続ける人はいる!」

まどか「わたしはそれを信じたいから!」

QB「……じゃあ、それを願いにするかい?」

まどか「……えっ?」

QB「魔法少女、魔女、人、インキュベーター……ここ地球には四つの種族が存在する」

QB「君の願いはその全てが和解できるか、愛し続けること世界が出来るかを見届け続ける」

まどか「……見届ける?」

QB「そうだね、君たちの言うところの『神』となり君のいうことが起きるか……それを君は見届け続けるんだ」

QB「そして、君のいうとおりなら君の勝ち、僕はどんな願いだろうと叶えてあげるよ」

まどか「……わかった、私の願いは全てを見届ける『神』になること! 勝負だよ、インキュベーター!」

まどか「わたしは人を魔法少女を魔女をインキュベーターを信じ続ける!」

QB「……うん、その君の願いはエントロピーを凌駕したよ」

そして、わたしは全ての時間軸、全ての平行世界、全ての宇宙を見守り続ける神となった――

それがわたしの願い――

それがわたしが神様になった話――


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