過去ログ - 幼女「おかあさーん! まおうひろったー!」
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83: ◆.5KnDelCZE[saga]
2012/05/15(火) 22:18:27.09 ID:LbWLYiV80

魔将軍「……魔兵士ちゃーん? ここにいるんですー?」


魔兵士「魔将軍さま。生きてたんスね」


魔将軍「……あなたみたいに全身元気一杯ってわけじゃないですけどー」


魔兵士「……右腕、どうしたんスか」


魔将軍「いやあ、命に比べれば片腕なくしたくらいどうってことないですー。その気になれば生やせますしねー。……で、魔兵士ちゃん。勇者はやっぱり……?」


魔兵士「あー、消息不明ッスね。途中で探すのやめて魔王さまから離れることばっかり考えてましたけど」


魔将軍「……まあ、命あっての物種っていいますしー。許しますー」


魔兵士「ついでに魔界にとどまっていた魔界軍もまとめておきましたッス。つっても、二万の兵がいても魔王さまには届かないでしょうけど」


魔将軍「それは……でかしましたねー! 実際は足りないどころか、二倍はないとあの化け物は倒せないですけどねー」


魔兵士「ったく、一対四万で消耗戦仕掛けないと勝てないなんて、どんな生き物ッスか。魔王城もよく倒壊ですんだもんッスね」


魔将軍「魔王城はそもそも『絶対に壊れない神の建造物』だったはずなのですー」


魔兵士「前言撤回ッス。そんなもんよく倒壊させたッスね、魔王さまと勇者は」


魔将軍「ですー。まー、もう人間界も魔界も滅びるでしょうねー」


魔兵士「……そういや、人間界の兵ってどのくらい残ってるんスかね」


魔将軍「……ああ、なるほど。その手がありましたか」


魔兵士「ええ。人間が飲むかどうかはわからないッスけど、まあどうせダメもとですし。世界の危機の前で、まさか天下統一がどうとか言わないッスよね?」


魔将軍「……はあー。まさか、このわたしが人間と組まないといけない日が来るなんてー、ですー」




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