過去ログ - ほむら「思い出せない…私は何者だ?」3
1- 20
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/05/08(火) 21:08:01.89 ID:5lkL6quP0

使い魔「キェェエエエエッ!」


五人囃子の一体が、日本刀を真上に掲げた。

気合いの入った示現流の上段。

使い魔の攻撃といえど、力任せの攻撃を私の柔な防御で受け切ることは難しい。


カチッ


なので私はいつも通りの手法でやらせてもらう。


カチッ


使い魔「ェエッ…!?」

ほむら「まずは一体」


私は瞬時に使い魔の背後に回った。

そして、使い魔の全身はパズルのように斬り崩されて地面に落ちる。


五右衛門のような切り刻みっぷりに、マミたちギャラリーの息を飲む音も聞こえてきた。



使い魔「キェエエェエエ!」

使い魔「キェエッ!」

ほむら「うるさい使い魔だ」


高音で喚く二体の狭間に滑り込んで、盾のギロチンを振るい舞う。

このギロチンをメインに据えて戦ったことはあまりないが、思いの外使い勝手は良い。

暁美ほむらの経験のせいもあるのだろうか?


ほむら(なんだ、時を止めずとも楽勝じゃないか)

使い魔「キェッ……!」


二体の使い魔を通り抜ける間に、私のギロチンはそれらを3パーツ以上に分けて切り刻んだ。


まどか「すごい……!」

マミ「あらやだ、格好良いわね」


ばらりと瓦に落ちて、使い魔のかけらは煙に巻かれて消滅した。



さやか「え!?もうかよっ!」

使い魔「キェエェエエエ!」

ほむら「頑張れさやか!」



さやかはまだ最後の一体と戦っていた。

うむ。やっぱりさやかは、そこまで強くないみたいだ。

彼女はとことん応援したい。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
675Res/213.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice