過去ログ - れいか「初めてが私じゃ駄目ですか?」
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[saga]
2012/05/24(木) 00:55:28.11 ID:Kw2fh1bBo
みゆき、やよい、あかねは、休業日のナッツハウスを訪れていた。
ナッツハウスは表向きはアクセサリーショップとして、今でも営業を続けている。
その真の姿は、この世界と各妖精の世界を繋ぐターミナルなのだけれど、実際にそれを利用する者は限られている。
利用できるのは、プリキュアや妖精、あるいは彼女たちに選ばれた者。
結局は、アクセサリーショップとしての営業がメインなのだ。
「あ、久しぶりだね」
三人を迎えたのはのぞみとうらら。そして、小々田と夏である。
まずは近況報告会。その後三人は、ナッツハウスに出向いた目的を語る。
「……ああ、ちょっと待ってくれ」
一通りの話を終えたところで、夏が質問のように手を挙げる。
「一つ確認したい」
「はい?」
「その、ウルフルンという獣人を人間体にしたい。ということでいいんだな?」
「はい、そうです」
何故か答えているのはやよい。
「済まない。君たちの戦いを詳しく調べているわけではないけれど……」
あかねがうんうんと頷く。
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