過去ログ - もしP3のアイギスがフルメタの相良宗助軍曹っぽかったら
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68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/06(金) 03:16:47.11 ID:FI1Z5wObo
(アイギスがお母さん……?)

そんな顔を見せられて更にヒートアップする岳羽の一方で、有里は機械が生み出した機械なのだから、
アイギスが母性本能に目覚めた可能性が微粒子レベルで存在しているのではという考えを脳裏によぎらせていた。

「つーか文化祭中止になって残念だったよなー。お笑いライブとか色々あったのにさ」

友近は近くにあった植え込みの縁に座って溜息をついた。
どうやらあの危険な門を相手に事を構える気はないといった様子だ。

それはさておきどうやらお笑いライブに飛び入りで参加するつもりだったらしく、
己のネタを振るえなかった事を心底残念に思っているようだった。

「へー、マジ? 誰と?」

そんな友近に対して、あわよくばネタを披露してもらおうと伊織は相方が居ないか尋ねる。

「お前と」

「へー……って人の知らんとこで勝手に計画すんなよ!」

間髪居れずに当たり前のように言われた所為で伊織の思考は止まってしまった。
文化祭が通常通り開催されていれば、公開処刑と等しい位の苦い思い出になっていたかもしれない。

「はは、冗談冗談。実は宮本」

へんじがない、ただのしかばねのようだ。

「おいおいだらしねぇな、じゃあ有里と」

「望むところだ」

「お、いい返事! じゃあちょっとやってみる?」

わいわいがやがや。
先の宮本のお陰で門に一瞬でも触りたくないと考えた一同はとりあえず現実逃避することにした。

「ああ、もう好きにして……」

最後の良心とも言える存在・岳羽も、この巨大で強大な門を前に膝を突く他に方法が見当たらず、後で有里から胃薬もらおうと思ったのだった。


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