11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/05/09(水) 23:08:42.67 ID:OScRk31j0
ほむら「でも、サッカーでどうやってエネルギーを生み出すのよ？」
ＱＢ「詳しくは僕も知らないが、サッカーというものには勝ち負けが存在するだろう？
人間は勝利を手に入れると希望を得て、敗北すると絶望――とまではいかなくても、
後悔や無念という負の感情を呪う。この相転移を利用するというわけだ」
ほむら「それならなにもサッカーでなくてもスポーツなら何でもいいじゃない。
もっと深いところを探れば、ギャンブルなんてものもあるわよ。あれこそ、
希望と絶望の相転移が一番激しいものじゃない」ｻﾞﾜ…ｻﾞﾜ…
ＱＢ「だが、ギャンブルをするのは大人だけだろう？ いい歳の男女から得られるエネルギーなんてたかが知れている。
やはり第二次成長期の子供から得られるエネルギーが一番効率がいいんだよ。感情は理解できないけど、
自分が努力したもので勝利できれば嬉しいんじゃないかな？」
ほむら（やっぱこいつ感情あるんじゃ……？）
ＱＢ「ああごめん、話が逸れたね。そこで目をつけたのがサッカーだ。世界のサッカープレイヤー数は
他のスポーツと比べて群を抜いているし。それに、この世界の第二次成長期のサッカープレイヤーは
不思議な力を持っている。それがエネルギー回収を加速させているんだ」
ほむら「不思議な力……？」
ＱＢ「うん。これは実際に見てもらった方が早いかもね。……はい」ﾎﾟﾜﾝ
ほむら（ＱＢは私の手元に医者の持つカルテのようなものを生み出し、渡してきた。何かしらこれ？）
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