過去ログ - 佐天「ところであなたのことはなんて呼んだらいい?」 ??「ミギーでいい」
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25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/14(月) 00:14:20.94 ID:+eFpUo280
―――佐天涙子の寮

ガチャ

帰ってくるなりすぐに台所へ向かい、包丁を取り出し、振り構える。

佐天(なんなのよ……なんなのよこれ!本当にわたしの右手?!)


試してやる


右腕に突き刺した後どうなるかなど考える余裕などなく、その包丁を振り下ろそうとする。

すると右腕の感覚がなくなり、くいっと不自然な方向に曲がったかと思うと、人差し指と中指の間がぱかっと割れ口のように、中指と薬指の先はまるで目のように変化した。

まるで生き物のように。それは喋り出した

??「残念だ…… 俺…… 右手…… 失敗……」

茫然とする佐天。


なにこれ。え。どうゆうこと。何この生物。どうなってるの。え。え。


頭の中がごちゃごちゃになりながらも出た言葉は

佐天「わたしの右手は?」

??「く……食っちまったよ……」


頭が真っ白になった。


佐天「ふ、ふふ。あははははは。なにそれ?ははははははははは……ふん!」

ずっと持っていた包丁を振り下ろすが、それはいとも簡単に白刃取りし、不良たちをなぎ倒した時のように、包丁を折り、佐天へ投げ返す。

包丁は佐天のすぐ横を通り過ぎ天井へ突き刺さった。

??「言葉…… まだ少し…… 理解できない…… 教えて…… 佐天……」

佐天涙子の日常が崩れ始めていた。


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