過去ログ - 女騎士「くっ・・勇者と共に旅にだと!」
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127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)
2012/05/21(月) 07:20:30.71 ID:PMR3SgFAO
次の日の朝はとても澄み切った雲一つない快晴だった

勇者「おー!気持ちいいー!潮風っていいな!」

女騎士「うん、これなら今日は大丈夫だろう、さあご飯にしよう」


宿主「おはようございます」

女騎士「おはよう、どうだ?今日は、船は出るのか?」

宿主「そ、それがですねぇ・・・」

宿主が答えを渋っていると男の商人が思わず机を叩いた

商人「冗談じゃねえ!!後何日ここに足止めすりゃあ気が済むんだよ!おい!こら!」

宿主の襟を掴む、

宿主「やめて下さい・・・ふぐっ!・・・」
商人の襟を掴む力が強くなる

女騎士「止めろ、八つ当たりは見苦しいぞ」
女騎士は商人の手を捻る

商人「いてて、なんだあ!姉ちゃん黙ってろよ!」

商人の目は血走っている

女騎士「なんだ、やるか?」チャキ

ナイフを出そうとする商人に女騎士は剣を構える

宿主「お止め下さい!」

その瞬間、商人の頭に濡れた雑巾がぶつかる
投げたのは女商人だ

女商人「商人、ちょっと頭冷やそうぜ、時化はしかたねぇだろ
時化が止むのを待つしかない・・」

商人「お嬢さん!でも、このままじゃあ・・・」

女商人「わかってるよ、おまんまの食い上げだろ?
でも宿主に責任は無いだろ!あやまんな!」
女商人が凄む
商人「へ、へえ、すみません、」

宿主「いえいえ、気持ちは分かります、
何しろ今回の事は異常で我々港町の者も困ってるんです」

これ以上船が出せないと港町は継続不可能になる
それは死活問題だ

女商人「女騎士さんもすまなかったね、うちの者が」

女騎士「いや、別にいい、それより・・・」
女騎士は当たりを見回す

女騎士「勇者はどこだ?」


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