過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
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313:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/12(木) 18:30:26.89 ID:G26+bC4m0
暗く冷たい部屋にて心理定規は意識を取り戻した。
打ち捨てられた留置場にでもいるのだろうか、鉄格子が設置されている部屋の中央に心理定規は両手両足を拘束されて椅子に座らされていた。
暗さに視界が慣れ、心理定規は部屋に居るもう一人の存在に気づく。
赤く四角い冷蔵庫のシルエット、その側面からは腕が飛び出ており、同じように底からは両足があり、そして上部からは頭が突き出ている。
心理定規「……垣根」
垣根「よう、目を覚ましたか」
垣根は心理定規の前まで歩み寄り、迎え側に置いていた椅子に座る。
心理定規「ここは?」
垣根「おや? 見覚えがないのか? お前はここを知っているはずだぞ?」
焦らすかのように垣根は椅子に縛られた心理定規を見下ろす。
心理定規は鉄格子越しに見える部屋の外の様子をうかがう。
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