過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
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335:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/03(金) 17:33:22.99 ID:Hyxgfhdm0
貝積の屋敷に戻ってくるのは三日ぶりとはいえ、初春にとって久しぶりに思えた。
屋敷に入り、奥の部屋へと行くと、そこには貝積が椅子に座ってパソコンで作業をしており、
雲川はソファに寝そべって何やら資料を読んでいるところだった。
初春が訪れたことに気付いた雲川はゆっくりとソファに座りなおし、貝積も作業を一旦止める。
雲川「来たか。いや、戻ってきてくれた……と思っていいのか?」
初春はしばらく考えた後、一つ頷いて雲川と貝積を順番に見やる。
初春「現在のスクールのメンバーは私一人です。ですので、一時的とはいえ、私がスクールの総意として
お話させていただきます」
一拍置いて初春は話を続ける。
初春「雲川さん、貝積さん、私に力を貸してください。」
雲川「ふむ、頼ってくれるのはうれしいけど、私への信頼はもうないんじゃないのか?」
初春「ありませんよ、私個人は」
雲川「お前個人?」
初春「心理定規さんは貴方に信頼を寄せているということです」
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