過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
1- 20
337:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/03(金) 17:44:11.41 ID:Hyxgfhdm0
日は沈みかけ、学園都市を覆う空はオレンジ色に染まる。

学園都市の住宅街の中、削板は一人歩いていた。

ここ三日、ほぼやけくその思いで片っ端から人助けをしていた。

何の解決にもならないことは理解しているが、だからと言ってじっとしていられる性格ではなかったからだ。

またも心の中がもやもやとしてくると、ちょうど削板があるく道の先から学生が一人必死の形相で走って来た。

学生「た、助けてください!」

削板「ん? どうした?」

学生「そこの曲がり角でかつあげが……」

削板「まったく、根性のひん曲った奴が多いな、最近は!」

苛立ちを目の前の悪にぶつけるべく、削板は学生を置いて曲り角へと曲がる。

すると、そこには不届き者の影などなく、制服を来た女子がただ一人立っているだけだった。

削板「な、雲川?」

雲川「探したぞ、削板」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
353Res/262.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice