過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
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89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/12(土) 20:24:13.05 ID:LFbwiDJA0
教室から出ると、長い廊下の窓際で、ステファニーが一人ぽつんと立っていた。
心理定規「あら? 先に帰っていたと思っていたけれど」
ステファニー「ちょっとね……削板と初春は帰りましたよ。あぁ、初春ならここから見えるかも」
そう言ってステファニーが指す窓の外を見ると、学校の校庭を歩く初春と、隣に三人の女の子が連れ添っているのが見えた。
一人は潮岸の屋敷での一幕で一役買ったレベル5だ。他にはツインテールの女の子と黒髪ロングの女の子が居た。
楽しそうに笑う初春を見て、釣られて心理定規も笑ってしまう。
心理定規「良いものね、友達って」
ステファニー「あら、欲しいんですか?」
心理定規「悪くはないわね。貴方は私の友達になってくれるかしら?」
ステファニー「馬鹿言わないでください。一度闇に染まったらそんな関係作れるはずないじゃないですか」
そう、と心理定規はつぶやき、ステファニーが本題に入りましょうと言う。
ステファニー「貴方と雲川の内緒話が気になりましてね」
怪しく笑い、ステファニーが心理定規を見やる
ステファニー「大方、潮岸の始末か何かを頼まれたんじゃないですか?」
心理定規「さすがに分かるわよね」
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