過去ログ - ピカチュウ「どうしてこんなにもあの子に会いたいと思うんだろう…」
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30:小説家
2012/08/09(木) 23:14:27.27 ID:q0hRGP/e0
前回のあらすじ
一人の若い侍は町へ行くために森の中を通っている途中で大きな木を見つけてそこで一休みをしました。
一方、一人の若い少女もおばあさんに風呂包みに包んだ和菓子を届けるため、森の中を歩いている途中でニューラという少女
に出会う。

ニューラ「あたしの名前はニューラ」

タブンネ「ニューラ・・・・さん?」

ニューラ「・・・・・あなたの名前は?」

タブンネ「え? あ、ごめんなさい!」
タブンネ「私はタブンネと申します。 どうぞよろしくお願いします♪」

ニューラ「・・・・・・・」
ニューラ「ところでタブンネ」

タブンネ「はい、何でしょう?」

ニューラ「その手に持っている風呂包みは何かしら?」

タブンネ「え? ああ、これですか?」
タブンネ「この中には私が作った和菓子が入っているのです」

ニューラ「ふ―ん・・・・・ところであなたはこれからどこに行くんだ?」

タブンネ「私の御婆様が住んでいるお屋敷に和菓子を届けに行くところなんです」

スタスタスタ

その時、怪しい三つの影が一人の若い少女に少し少しずつ近づいてきました。
一人の若い少女はそのことに全く気づいていません。

ニューラ「ふ〜ん・・・・」
ニューラ「それじゃあ、ちょっと頼みたいことがあるんだけど?」

タブンネ「はい、何でも言って下さい♪」

ニューラ「あなたを風呂包みごと私達が頂くわ」カッ

タブンネ「えっ?」

ニューラはタブンネににらみつけるで動きを止めました。
タブンネは逃げ出そうしたが、身動きが取れないでいた。

タブンネ「くっ・・・・・動けない」

ニューラ「どう? これでもうあなたは逃げられない」

すると、タブンネの後ろから三人の若者が姿を現した。

ニューラ「あら、やっと来たわね」

タブンネ「!」

ズルズキン「遅れてすみません姉(あね)さん」

ワルビアル「予定のとおりにこの森に来たんですが、道に迷ってしまって・・・・」

グレッグル「・・・・・・・・」

ニューラ「まあ、いいわ」
ニューラ「それより、この娘を捕らえなさい」

タブンネ「えっ!」

ズルズキン「了解!」

ワルビアル「わ―綺麗でかわいい子! 俺様タイプなんです」

グレッグル「・・・・・・・」

タブンネ「・・・・・・・・あなたたちは一体何者なのですか?」

ニューラ「よく聞いてくれたわ」        
ニューラ「あたしたちは特別なお宝を手に入れる盗賊団よ」   タブンネ「えっ!? 盗賊!」

ズルズキン「姉さん、準備ができました」 ニューラ「よし、暴れられると面倒だから袋の中に閉じ込めて置いて」

タブンネ「誰か・・・・・・助けて〜〜〜〜〜!!」


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