過去ログ - ピカチュウ「どうしてこんなにもあの子に会いたいと思うんだろう…」
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31:小説家
2012/08/10(金) 21:20:28.12 ID:ye6VpROr0
前回までのあらすじ
森の中で一人の少女ニューラに出会ったタブンネ。
しかし、ニューラは盗賊団だと知ったタブンネは逃げようとしたが
ニューラの手下達に捕まってしまい連れ去られてしまう。

フタチマル「スー スー」
フタチマル「ん・・・・・」

一人の若い侍は目を覚まして体を起こしました。

フタチマル「ふぁ―・・・・・・よく寝たでござる」
フタチマル「少し眠るはずだったがあまりにも心地が良すぎてつい眠りすぎてしまったでござるな」
フタチマル「さてと、そろそろ出発をするでござるか」

一人の若い侍が立ち上がろうとしたとき、若い侍の耳から遠くで誰かが助けを求める声が聞こえました。

フタチマル「!」

ザッ

フタチマル「・・・・・・・・・」ピクピク

タブンネ「誰か助けて〜〜〜〜!!」

フタチマル「誰かが助けを呼んでいる!」

スト

若い侍を荷物を持ち、素早くその場から走り出した。

タタタタ

フタチマル「・・・・・・・」
フタチマル「森の奥のほうから聞こえたでござるな」
フタチマル「よし!」

すると、若い侍は木に登って森の奥のほうまで向かいました。

サッ サッ

フタチマル「どこにいるでござるか・・・・・」

一方、タブンネを捕らえたニューラたちはアジトである寺に向かっている途中でした。

ニューラ「はははは! 今回は珍しいお宝を手に入れたわ」

ズルズキン「よかったですね姉さん」

ワルビアル「和菓子作りの娘を手に入れるなんて俺様たちついてますね」

グレッグル「・・・・・・・・」

ニューラ「明日和菓子パーティでもしようかしら」

ズルズキン「いいですね! 明日やりましょう!」

ワルビアル「じゃあ、早速アジトに戻ったら明日の用意をやりましょうぜ!」

グレッグル「・・・・・異議なし」

ニューラ「それはいいわね」

ゴソゴソ

ワルビアル「ん?」

ズルズキン「どうした?」

ワルビアル「娘がどうやら暴れてるみたいなんですよ」 ズルズキン「何?」

ゴソゴソ

ズルズキン「本当だ・・・・・・どうします姉さん?」 ニューラ「ふふ、ほっておきなさい。どうせ何をしても手も足も出せないんだから」

ニューラ「それより早くアジトに戻るわよ」 ズルズキンワルビアル「はい!! 姉さん!!」

盗賊団の会話を木の上で聞いていた若い侍はワルビアルが抱えている袋を見てすぐに確信しました。

フタチマル「あいつらか・・・・・・」


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